当ブログページ、MINPAKU OKINAWAでは補助ホストから始めて、副収入を得ることをお勧めしているが、補助ホストの経験から得られる知識やデータは副収入以上の価値になり得ることを今回、説明したい。
部屋タイプ毎の単価が見えてくる。

民泊経営をする上で、宿泊料金の設定はとても重要です。高過ぎると予約は入らないし、逆に安過ぎても1か月で換算した時に物足りない売り上げになってしまう。
補助ホストをすると、様々な民泊物件の運営に携わるようになります。1Rから2LDK。コンドミニアムタイプや一軒家。駐車場有りの物件、無しの物件。エレベーターの有無など様々です。
同じような部屋の間取りや客室の広さでもエリアによっても相場は変わってきます。補助ホストとして、宿泊料金の調整をしていくと、エリアに見合った相場の宿泊単価を知ることができます。
貴方がいざ、民泊を開業しようとした時に信頼できる貴重なデータとなって活きてきます。
穴場スポットの発掘にも
ご存知の通り民泊を始める際、ロケーションの選定は大事なことの1つです。人気エリアは予約が入りやすいがその分、家賃も高くなる傾向があります。
一見、人気のないエリアだけど別の需要がある穴場スポットを発見することがあります。
沖縄県西原町に私が補助ホストしている民泊物件があります。西原町は沖縄本島の南部の東側に位置する。那覇までは車で約30分、北谷町までも同じく車で30分はかかる場所である。特に目立つ観光スポットもないので、宿泊施設も少ない。私からすると西原町で宿泊業はどうかなぁという第一印象だった。

管理を始めて気付いたこと。
- 与那原マリーナから近く、碇泊させている人達からの需要がある
与那原マリーナに碇泊させている人達からの予約が入る。これは全く予想もしていなかった。船乗りの場合、だいたいが4名以上の利用なので、1泊あたりの単価が高くなる。宿泊施設の少ない西原町はライバルが少なかった。また、船の近くに泊まりたい傾向があり、マリーナへのアクセスが重要視されるので、比較的高い金額設定しても宿泊してくれる。1週間程度の中期滞在してくれる。
この嬉しい誤算はマリーナ周辺で宿泊業をしている人しか気づかないであろう。

物件を決める時の判断材料として活きてくる

気に入った民泊物件を見つけても、需要あるかな?黒字経営していけるかな?不安が頭をよぎるものです。
しかし、補助ホストとして複数エリアでそれぞれ異なるタイプの民泊運営に携わっていると、物件を決める時の判断材料として活きてきます。
このエリアのこの物件タイプだったら、1泊平均◯◯円くらいで稼働率は◯◯%くらいで月の売り上げはどれくらいだなと。ある程度の予想採算を立てることができます。人づてに聞いた情報でもなく、補助ホストを通じて得たデータなので、判断に困ることは少なると思います。