民泊を初めて開業する時、あれもこれも備品や設備を用意した方が、予約率も上がるのではと考えます。
確かに備品やアメニティーが充実していると予約の幅は広がります。
しかし、無くてもそれほど、予約率に影響しない備品や設備もあります。
そこで、これまでの私の管理経験に基づいて、不要設備3選をまとめました。
乾燥機

まず、1つ目は乾燥機です。驚く方も多いと思います。
もちろん、あった方が良いに越したことはありません。
しかし、意外に無くても予約率に影響しません。
- 1泊〜2泊の滞在者はほとんど使用しない。
→洗濯機の出番がやってくるのは3泊目から。 - 無ければ無いなりに室内干しで解決している。
- どうしても必要であれば、コインランドリー。
→現在、沖縄はコインランドリーが飽和状態なので、近隣を探せばいくらでもある。
駐車場(那覇市に限る)

2つ目に駐車場です。車社会の沖縄において、駐車場無しは絶対不利と思うかもれしれません。
でも、那覇市内の民泊であれば、駐車場無しでも予約は入ります。
- 那覇宿泊時は市内観光に専念するから、車は不要というゲストもいる。
→市内観光であれば、モノレールが便利。 - 那覇市内はコインパーキングが充実している。
→施設周辺にコインパーキングが複数あることを、予約サイトに明記しておけば、問題ない。
周辺の割安コインパーキングをお勧めしてあげると、ゲストから感謝されます。
それが、レビュー向上に繋がることもよくあります。
*これはあくまでも那覇市内の場合です。那覇市外で駐車場無しの民泊は弱点になるので、要注意です。
アイロンセット

3つ目はアイロンセット。シンプルに利用場面がほとんどありません。
私の経験上、使用される頻度としては2年に1回くらいです。
まれに、結婚式参加のために来沖されて、宿泊されるゲストもいます。
ですが、宿泊施設のロケーションや金額などが予約時の判断基準になっていて、アイロンセットが予約を左右することはありません。
無駄な設備や備品は省きましょう。

民泊だけに限らず、無駄な経費や固定費は削減したいものです。
絶対必要と思っていたものの、開業していくうちに、これは無くても大丈夫だなと思う物もでてきます。
今回の記事が開業時の経費削減、運営時の固定費削減に繋がれば幸いです。