コロナ以前は、沖縄での民泊ビジネスは儲かるって聞いたことあったけど、実際どうだったの?
コロナ蔓延後の民泊事情は悲惨だと思うけど、どの程度のダメージ?
それぞれの民泊物件によって、深刻具合は様々だと思いますが。
1件の民泊物件の実例を基にコロナ以前とコロナ蔓延後の売上を徹底比較、致します。
物件詳細
- 那覇市大道(モノレール安里駅より徒歩3分)
- 築55年。2階建ての2階部分
- 2LDK
- 就寝可能人数 : 5名
固定経費
- 家賃 : 5万円
- 水道ガス光熱費:平均1.7万円
- インターネット:6,000円
- 事業用ゴミ業者(週2回の回収):5,500円
合計:78,500円
年間経費:942,000円(78,500円×12ヶ月)
*民泊オーナーが自ら清掃しているので、外注清掃はなし。
補足
掲載予約サイトはAirbnbとBooking.comの2サイト。
予約の約9割がAirbnbからの予約なので、売上詳細を表すグラフはAirbnbから抜粋しています。
開業は2019年3月だったので、3月を基準月として比較しています。
コロナ以前を2019年3月〜2020年2月。コロナ蔓延後を2020年3月〜2021年2月としています。
コロナ蔓延後(2020年3月〜2021年2月)
Airbnbの収入ページから抜粋。
まずはコロナ蔓延後から見てみましょう。
赤枠内が比較対象の2020年3月〜2021年2月です。
計算すると合計で656,265円でした。
上記グラフには反映されていない、Booking.comでの売上が48,050円。
総計は704,315円
先述の年間経費を引くと237,685円の赤字でした。
コロナ以前(2019年3月〜2020年2月)
次にコロナ以前を見てみましょう。
同じく赤枠内が比較対象の2019年3月〜2020年2月です。
計算すると合計で3,329,069円でした。
上記グラフには反映されていない、Booking.comでの売上が248,067円。
総計は3,577,136円
先述の年間経費を引くと2,635,136円の黒字でした。
総括
いかがだったでしょうか?
これほどまでに内訳を公開している記事は、それほど多くないと思います。
コロナによる売上の減少を見て、民泊開業に消極的になった方。
もしくはコロナ以前の売上を見て、意欲的になった方それぞれだと思います。
私はコロナ以前の民泊ビジネスの盛り上がりと、面白さを経験してるので、もちろん後者の方です。
開業に興味が湧いた方は、下記投稿をお勧めします。
今回の記事で、少しでも民泊ビジネスに興味を持つきっかけになると嬉しいです。